表題のコンテストに千葉県富津市から参加しました。
このコンテストは全国対全国(県内局は5点)の形式ですので参加局が多く、好きなローカルコンテストの1つです。
土曜日は都合により移動できなかったので、翌朝から参加することにしました。

午前中は144MHzで参加しました。9エレのシングルを西に向けてやっていました。プリアンプを使おうと思っていたのですが、どうやら家に置いてきたようで見つかりません。こういう時くらいしか出番が無いのに…。4エリアが聞こえないか微かに期待していましたが、残念ながら聞こえたのは愛知まででした。その愛知の局も結局取ってもらえませんでしたが…(・.・;)

午後からは7MHzへ。アンテナは以前作ったギボシDPです。しかし、諸事情で1時間遅刻してしまったのもありCQを出す隙間が見つかりません。仕方がないのでまずは呼びまわりから始めました。しかし、数局呼んだところでふとTwitterを見ると10MHzのコンディションが良いという情報が。そこでギボシを付け替え10MHzで遊ぶことにしました。



↑クラスタの情報からも、この時間コンディションが良かったのがわかります。


10MHzは情報通りコンディションがよく、国内全域よく聞こえていました。早速CQを出すと、クラスタに載ったのもあり35分で40Qちょっとできました。
15時くらいに10MHzの局が途切れたので7MHzに戻り、空いてる周波数を見つけてRunを開始しました。しばらくすると、他の局の呼びまわりのタイミングと重なったのか、小パイル状態に。しかし、ヘッドホンを忘れてRigの内蔵スピーカーでやっていたので、いつもと感覚が異なり信号が拾いづらかったです。プリアンプの件といい、事前に持ち物はチェックしないと駄目ですね。
一応、結果を載せておきます。



↑クリックしてご覧下さい。


結果はさておき、結構なレートで呼ばれたので楽しいコンテストになりました。また、普段TwitterやBlogでお世話になっている皆さんや、移動運用勉強会でお会いした方とも沢山交信できました！
また聞こえておりましたらよろしくお願いしますm(__)m

JR1UJXさんが都道府県別の交信局数を載せていたので^*1、私も同じように解析してみました。




次に、各バンドの取得マルチです。






JR1UJXさんとの比較では、かなり傾向が違うことがわかりました。
・430,1200MHzともに私の方が都内・神奈川局の比率が低い。
・千葉・埼玉・栃木・群馬の局数比率は私のほうが高い。
　特に無線人口が多いと思われる埼玉県の局数比率に大きな差がある。
　この傾向は1200MHzでも同様である。
・1200MHzはやはり都内局を上手く確保できていない。何か対策が必要だと思われる。

ロケーションの特性に関して気になったので、ロケハン時に行ったカシミールによる可視範囲のシミュレーション結果を見てみました。



↑クリックしてご覧ください。アップロードできる画像の容量の都合で
サイズを圧縮しているため、少し見づらいかもしれません。

これを見ると、埼玉県の大半が可視範囲になっている一方、横浜付近はほとんど可視範囲外です。東京都心付近は可視範囲ですが、東京西部は可視範囲外です。1200MHzに関しては、かなり可視範囲と似たような飛び方をしていた印象です。430MHzも同様の傾向がありましたが、可視範囲外となる神奈川県の局もまずまずの強さで入感していたと思います。

様々な比較の結果から、UHF帯のコンテストはロケーションによりスコアメイクの仕方が大きく異なることがわかりました。コンテスト後に他局と結果を比較するのもコンテストの醍醐味ですね！〆切が近い修論は中々手がつかないのに、こういう解析はどんどん手が進みます（笑）

結果としては僅差で敗れてしまいましたが、色々なコンテストで素晴らしい結果を残されているJR1UJX さんにライバルと認めてもらったのは自分の中ではかなり嬉しいことです！
また他のコンテストでもバトルを申し込もうかと思います。



*1 http://blogs.yahoo.co.jp/jr1ujx/13954596.html

表題のコンテストに、筑波山中腹(つくば市側)に移動し参加しました。

昨年は430MHz CW部門で文京区から参加しましたが、残念ながら6位で入賞ならずでした。そこで今年は、比較的入賞を狙いやすいと思われる電信電話マルチバンド部門にエントリーすることにしました。

目標は優勝！なので、過去5年くらいのスコアを分析しました。目標局数は430MHzで300Q、1200MHzで100Qです。目標得点は80,000点としました。


↑今回のアンテナ群です。


奥のポールにGP(X520M)と430MHz 10el(第一電波製),1200MHz 8el(自作)
手前のポールが1200MHzのモービルホイップです。

スタートどのバンド・モードから出るか迷いましたが、昨年CW部門に出たときに良いスタートダッシュが切れたので、430MHz CWスタートとすることにしました。その後、1200MHz→430MHz FMと移っていく作戦です。

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結果は以下のようになりました。





■レビュー
・スタート430MHz CWは予想通り結構呼ばれました。40分弱で50Qほど出来ました。しかし、その後の1200MHzへのQSYが上手く行かず。1200MHzなら周波数空いてるだろうと高をくくっていたら空いておらず焦りました。

・10時半過ぎ頃から周波数の空きを見つけて430MHz FMでRunを開始しました。予想通りのハイペースで呼ばれニンマリでした。ただ、ハイペースで呼ばれると1200MHzが手薄になります。

・12時台は1200MHzをメインにQRV。合間に430MHzの呼びまわりでレートを維持していた・・・つもりです。CWも出てみましたが、あまり呼ばれずでした。

・13時台は再び430MHz FMへ。あまりいい周波数を確保できませんでしたが、まずまずのレートで呼ばれました。その後1200MHzでRunしながら再び430MHz CWを覗きました。結構混信が酷かったので、呼びまわりの効率は悪かったです。

・14時台は430MHzと1200MHzを行ったり来たりしていました。14時半前くらいに1200MHzのCWを覗くと、結構出ている局がいました。終了10分ちょっと前に目標の80,000点を超えました。

■全体的に
・曜日の関係もあり、違法局がたくさん聞こえました。が、幸運にも妨害を受けることはほとんどありませんでした。

・セミブレークインのディレイ・タイムを長く設定しすぎていて、相手の信号の頭が切れてしまい符号が取りづらかったです。事前に設定を確認しておくべきでした。

・1200MHzのモービルホイップは都心と距離があるのかイマイチな感じでした。ですので、ビームを結構使っていましたが、最初はイマイチビーム方向を掴めませんでした。13時頃にようやく万能なビーム方向を見つけましたが、時すでに遅し・・・（笑）
やはり、1200MHzは難しいですね。430MHｚにはない”距離”を感じました。

・IC-910のデュアルワッチを使っていましたが、中々上手く使えていません。片方のバンドでCQを出してもう片方でS＆Pをしていましたが、手間取ってしまう場面も多かったです。後、同一バンドのデュアルワッチが出来ないので、後半出てきた局を結構落としていると思います(特にCW)。
とはいえ、430MHzの60QくらいはCWでのQSOだったので、比率としては結構やっていると思います。また、スタートにまとめて電信部門の局と交信出来ているためか、最後までFMのレートは高かったと思います。

■Rigの不調？
・最初は大丈夫だったのですが、しばらく交信しているとIC-910のディスプレイがチラつきます。また、外付けファンで冷やしていたのでフルパワーは出るのですが、フルパワーだと電源の電圧が少し揺れていたので、パワーを少し落としました。
ちなみに、コンテストが終わって後輩とQSOしているときに、気づいたら画面のチラつきが治っていました。どういうことなのでしょう。
910は保守部品の在庫が怪しくなってきていると聞いたので、壊れる前に一度点検に出してみようかと思います。


結果的には目標点数を超えることができよかったです。おそらく学生という身分では最後のコンテストかと思いますが、非常に楽しめました。結果の方も楽しみに待ちたいと思います。
各局、交信ありがとうございました！