表題のコンテストに、南アルプスへ移動し参加しました。
部門は県内B部門です。山梨コンテストはかなり昔に県外A部門(ニューカマー)で1位になったとき以来の参加でした。
今年は近県で開催のローカルコンテストは時間が許す限り乗り込み参加をしています。山梨もお隣ということで移動することにしました。とはいえ、長野市から山梨は遠かったです(・.・;)。高速に乗れば2時間ほどですが、帰りは下道を走ったところ3時間i以上かかりました。
乗り込み参加する上で一番悩んだのは移動地の選択です。地形図を眺め、カシミールでシミュレーションしましたが、担ぎ上げを除くと関東平野が見通せるロケは殆どありませんでした。長野から行きやすいところという制約条件をつけると、見通せるロケは皆無でした。ということで、富士山反射や回折で関東平野に飛ばせそうな場所を探し、南アルプス市の櫛形山中腹に決めました。
山梨コンテストは開催時間2時間という超スプリント。しかも電信と電話で1回ずつQSO可能、かつ県外同士のQSOがOKというスコアメイクが非常に難しいコンテストです。過去B部門で参加したこともなかったため、詳細データが公開されている昨年の結果と、色々なコンテストの作戦構築の参考となる某ブログを見て作戦を立てました。
□作戦
V/UはPhone人口が多いので、スタートはPhpneで飛ばし、後半はCWを主軸に運用しようと考えました。局数は430MHzが一番多いと考えたため、430MHz FMの運用時間を多く確保し、局数を伸ばす方針としました。しかし、実際は作戦通りにいきませんでした。
□結果


□設備

144MHz : 9el*2/430MHz : 16el/1200MHz : 25el

新たにローテータを導入。運用中に外に出てアンテナを回す作業から開放されました!
□ハイライト・ローライト
・スタートは144 SSBを選択。スタート時はそれなりのペースで呼ばれましたが、5分ほどで失速・・・(泣)
・144MHzはアンテナのお陰もありそれなりの信号を関東平野に送れましたが、430MHzは予想以上に飛ばずでした。思ったより富士山反射が有効ではなかったです。当日は霞んでしまい富士山が見通せなかったため、上手く当てられなかった可能性もありますが・・・。余談ですが、私が山梨に出掛けて富士山が綺麗に見えたことはほとんどありません(泣)
・430MHzは空振りの時間が多かったため、途中から144MHzを主軸に変更しました。430MHzは県内にはよく飛んでいたので、呼びにまわる時間を増やしポイントの高い県内局を逃さないように運用したつもりです。
・1200MHzは事前に1エリア内のレピータを叩きロケの確認をしましたが、いくらビームを振っても甲府のレピータしか開かず。アンテナの故障も疑いましたが、予備で持っていたモビホと比較すると+20dBほどメータが振ったので故障ではなくロケによるものと考えました。そのため、呼びまわりをメインにすることにしました。しかし、いつ聞いても全く信号が聞こえず・・・。結局、コンテスト終盤にQSY依頼した局と、それを聞きつけた?11県の局の2局*2モードしか出来ませんでした。県内局は0と寂しい結果となってしまいました。
・電信・電話で1QSOずつ可能なルールのため、電信でもそれなりにQSOできることを想定していましたが、CQを出している局はあまり聞こえませんでした。こちらからCQを出してもあまり呼ばれずでした。
・想定通りにいかないこともありましたが、なんとか昨年の1位のスコアを超えることが出来ました。しかし、昨年の覇者は大菩薩に担ぎ上げ参加と聞いたので結果はいかに・・・?430MHzでRunしているのを聞いていましたが、こちらで聞こえない局と多数交信していました。
帰りは近くに移動していた知り合いの局と合流し、ほうとうを食べて帰宅しました。帰路の途中、温泉によって仮眠をとりました。また、途中で車山高原まで3kmという看板が見えたため少し寄り道し、モービルホイップで運用してから帰宅しました。時間が遅かったのもありほとんど呼ばれませんでしたが、2m FMでは静岡市の局とも交信できました。

本場のほうとうは初めて食べましたが、きんぴらが乗っているのが印象的でした。お店についたのは14時過ぎでしたが、この時間でも結構賑わっていてびっくりでした。ちなみに、駐車場に泊まっていた車はほとんどが県外ナンバーでした。皆、考えることは一緒のようです。
QSO頂いた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m
次回のコンテスト参加は7月頭の6m and downを予定しています。
またよろしくお願いします。