今年もXA部門で参加しました。V/UHF帯が好きな私にとって、一番楽しみなコンテストです。
ほとんどのバンドで何かしら機材トラブルを抱えながらもなんとか完走しました。2年前より局数は増えましたが、マルチが大幅減でスコアを落としてしまいました。
□目標
目標は1000QSO×100マルチとしました。前回同じ場所から参加したときは、事前に作戦がたてられない状態で戦いましたが、今回は前回の反省を活かし、スタート時の組み立てはある程度考えてから臨みました。
□作戦
前回はスタートに2400MHzに張り付いたせいで失敗しました。今回は、1200MHz→2400MHzとQSYし、その後50MHzから順に上がることにしました。深夜~明け方は西・北にアンテナを振りながら各バンドでマルチ稼ぎ、その後は50MHzのコンディションにを注視しつつQSO数を積んでいくことを意識しました。また、終盤は430MHz FMで局数を稼ぐことを考えていました。
□結果


□設備

50MHz FT-991 + 5el
144MHz FT-991/IC-910 + GP(X520M)/9el
430MHz FT-991/IC-910 + GP(X520M)/19el
1200MHz IC-910 + 18el
2400MHz IC-910+TRV/29el Loop
5600MHzはアンテナトラブル?で何も聞こえませんでした…。
□ハイライト
・スタートの1200MHzはこの場所からと考えればまずまずのペース。もう少し呼ばれれば尚良でしたが…。
・50MHzのコンディションに上手く乗れました。2日目午前中は8エリア、午後は6エリアがオープン。パイルにはなっていましたが、南関東とは少し入感状況が違ったようでパイルでも拾ってもらいやすかったです。
・ラスト1時間は430MHzで良いペースで呼ばれました。終盤は430MHzに出る方が多いのでしょうか。
□ローライト
・開始前、144MHzのアンテナが2系統とも不調に。どちらもSWRが2を超えてる始末。どちらも設営当初はバッチリだったのですが(T_T)
気づいたときには暗くなりつつあり、信号が全く聞こえないわけではなかったので、アンテナを下ろすのは断念しそのままコンテストに突入。しかし、全然呼ばれるペースが上がらなかったので、あまり飛んでいなかったのではないかと思います。ちなみに、GPは時間経過とともにSWRが上昇していきました。終了後、中を開けてみると水が入ってしまったようでコイルがびしょ濡れ。防水が甘かったようです。
ちなみに、八木の方は何故か2日目にSWRが落ちました。こちらは原因不明。良くなったタイミングは、下記の50MHzのアンテナの向きがずれたときだったような気も…。実は干渉していたのでしょうか?
GPが使えないことで、144/430MHzで積極的に西や北にビームを向けるのを躊躇ってしまいました。結果的に、取れそうな近場のマルチを落としてしましました。
・1日目の夜から翌朝までは少し風が強かった。そのせいか、風でマストが煽られたときにステーが緩み、ステーにギリギリ当たらないように設置した2400MHzループがステーに引っかかってしまいアンテナの向きが明後日の方向に。さらに、引っかかった状態だとローテーターが途中で回らなくなってしまいました。ステーを張り直して解消。
・翌朝、上記とは別にローテータが途中までしか回らなくなってしまいました。アンテナを見てみると、GPと50MHzの八木が接触している状態。当初そうなっていることに気づかず、何度かローテータを回してしまったせいか50MHzの八木の向きが他のアンテナと90度ずれた状態に。更に、途中までしか回らないため50MHzのアンテナが北に向かない状態で、かなりまずい状態。この状態を解消するため、8時台は30分程度時間ロスしました。しかし、頑張っても50MHzのアンテナの向きは戻せず。ローテータの方位を1エリアに向けたときに8エリアの方向を向いたので、ある意味よかった気もしますが(笑)
ただ、50MHzを西に向けると144MHz以上のアンテナが明後日の方向に向いてしまいます。GPが使えればそれでもよかったですが、使えない状態だったので辛かったです。
・2400MHzはスタート直後にもっとQSOできるかと思ったのですが、CQを出しても全く呼ばれず。呼びまわりをしても、強く聞こえている局にすらガン無視される始末。これはビームを中々北に向けてくれないのも一因かと思います。また、スタート直後に聞いていた感じでは、同じ周波数に何局も出ていたりカオスな状態でした。
・1200MHzの18エレが案外切れる印象でした。都内と筑波が明らかにビーム方向が異なる感じでした。
・IC-910Dがフルパワーでない状態。430MHzは実測で25W程度でした。今回はバッ直で運用だったのですが、エンジンを掛けていても電圧が13.4Vと低めなのが原因か?IC-910Dは電圧が少しでも落ちるとたちまちパワーが落ちるのです。これがIC-9700なら大丈夫なのでしょうか?
アンテナ系のトラブルがこんなに多発したのは初めてでした。特にGPが使えなかったのはかなり痛手でした。144MHz以上はビームを西に向けてしまうと1エリアの局がかなり弱くなってしまうので、西や北ビームのときはCWに頼らざるを得ませんでした。そのせいで、局数もマルチも中途半端な感じになってしまったかなと。防水にもっと気をつけるべきであることを実感するコンテストでした。
交信頂いた皆様、ありがとうございました。また次回のコンテストでもよろしくお願いします。
ほとんどのバンドで何かしら機材トラブルを抱えながらもなんとか完走しました。2年前より局数は増えましたが、マルチが大幅減でスコアを落としてしまいました。
□目標
目標は1000QSO×100マルチとしました。前回同じ場所から参加したときは、事前に作戦がたてられない状態で戦いましたが、今回は前回の反省を活かし、スタート時の組み立てはある程度考えてから臨みました。
□作戦
前回はスタートに2400MHzに張り付いたせいで失敗しました。今回は、1200MHz→2400MHzとQSYし、その後50MHzから順に上がることにしました。深夜~明け方は西・北にアンテナを振りながら各バンドでマルチ稼ぎ、その後は50MHzのコンディションにを注視しつつQSO数を積んでいくことを意識しました。また、終盤は430MHz FMで局数を稼ぐことを考えていました。
□結果


□設備

50MHz FT-991 + 5el
144MHz FT-991/IC-910 + GP(X520M)/9el
430MHz FT-991/IC-910 + GP(X520M)/19el
1200MHz IC-910 + 18el
2400MHz IC-910+TRV/29el Loop
5600MHzはアンテナトラブル?で何も聞こえませんでした…。
□ハイライト
・スタートの1200MHzはこの場所からと考えればまずまずのペース。もう少し呼ばれれば尚良でしたが…。
・50MHzのコンディションに上手く乗れました。2日目午前中は8エリア、午後は6エリアがオープン。パイルにはなっていましたが、南関東とは少し入感状況が違ったようでパイルでも拾ってもらいやすかったです。
・ラスト1時間は430MHzで良いペースで呼ばれました。終盤は430MHzに出る方が多いのでしょうか。
□ローライト
・開始前、144MHzのアンテナが2系統とも不調に。どちらもSWRが2を超えてる始末。どちらも設営当初はバッチリだったのですが(T_T)
気づいたときには暗くなりつつあり、信号が全く聞こえないわけではなかったので、アンテナを下ろすのは断念しそのままコンテストに突入。しかし、全然呼ばれるペースが上がらなかったので、あまり飛んでいなかったのではないかと思います。ちなみに、GPは時間経過とともにSWRが上昇していきました。終了後、中を開けてみると水が入ってしまったようでコイルがびしょ濡れ。防水が甘かったようです。
ちなみに、八木の方は何故か2日目にSWRが落ちました。こちらは原因不明。良くなったタイミングは、下記の50MHzのアンテナの向きがずれたときだったような気も…。実は干渉していたのでしょうか?
GPが使えないことで、144/430MHzで積極的に西や北にビームを向けるのを躊躇ってしまいました。結果的に、取れそうな近場のマルチを落としてしましました。
・1日目の夜から翌朝までは少し風が強かった。そのせいか、風でマストが煽られたときにステーが緩み、ステーにギリギリ当たらないように設置した2400MHzループがステーに引っかかってしまいアンテナの向きが明後日の方向に。さらに、引っかかった状態だとローテーターが途中で回らなくなってしまいました。ステーを張り直して解消。
・翌朝、上記とは別にローテータが途中までしか回らなくなってしまいました。アンテナを見てみると、GPと50MHzの八木が接触している状態。当初そうなっていることに気づかず、何度かローテータを回してしまったせいか50MHzの八木の向きが他のアンテナと90度ずれた状態に。更に、途中までしか回らないため50MHzのアンテナが北に向かない状態で、かなりまずい状態。この状態を解消するため、8時台は30分程度時間ロスしました。しかし、頑張っても50MHzのアンテナの向きは戻せず。ローテータの方位を1エリアに向けたときに8エリアの方向を向いたので、ある意味よかった気もしますが(笑)
ただ、50MHzを西に向けると144MHz以上のアンテナが明後日の方向に向いてしまいます。GPが使えればそれでもよかったですが、使えない状態だったので辛かったです。
・2400MHzはスタート直後にもっとQSOできるかと思ったのですが、CQを出しても全く呼ばれず。呼びまわりをしても、強く聞こえている局にすらガン無視される始末。これはビームを中々北に向けてくれないのも一因かと思います。また、スタート直後に聞いていた感じでは、同じ周波数に何局も出ていたりカオスな状態でした。
・1200MHzの18エレが案外切れる印象でした。都内と筑波が明らかにビーム方向が異なる感じでした。
・IC-910Dがフルパワーでない状態。430MHzは実測で25W程度でした。今回はバッ直で運用だったのですが、エンジンを掛けていても電圧が13.4Vと低めなのが原因か?IC-910Dは電圧が少しでも落ちるとたちまちパワーが落ちるのです。これがIC-9700なら大丈夫なのでしょうか?
アンテナ系のトラブルがこんなに多発したのは初めてでした。特にGPが使えなかったのはかなり痛手でした。144MHz以上はビームを西に向けてしまうと1エリアの局がかなり弱くなってしまうので、西や北ビームのときはCWに頼らざるを得ませんでした。そのせいで、局数もマルチも中途半端な感じになってしまったかなと。防水にもっと気をつけるべきであることを実感するコンテストでした。
交信頂いた皆様、ありがとうございました。また次回のコンテストでもよろしくお願いします。
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